去年2015年11月にテレビ放送された
ザ!世界仰天ニュース「美女を突然襲ったアレルギー」
の衝撃が、
インパクトが、
あのショッキングな内容が、
未だに私の脳内をバウンドして注意を促しています。
市販薬に気をつけろ!安易に飲むな!
薬を飲むときは絶対に1人で飲むなぁ~!
ウギャギャヾ(´*д*`)ノギャ!
『なんで!?なんで薬局で購入した薬でも安易に飲んじゃいけないの!?』
と思われた方、甘い!甘すぎる━(怒゚Д゚怒)━!
何も考えずに飲んだ薬が原因で、命を落とすような危険に遭遇するかも!?
※あくまでも可能性があるというだけですべての薬でそうなるわけじゃない。
でもね、当記事を読んだ後、あなたはちょっとだけ、風邪薬でさえも飲むのが怖くなっているかもしれませんよ。
※NHKクローズアップ現代でも取り上げられたアレルギー症状です。
美女を突然襲ったアレルギー(;゚;Д;゚;)!?
タイトルが既に怖いんですよ・・・(汗)。
何度観ても、怖いのさ。
ええ∑(゚◇゚///)、こ、こんな美女がどうなってしまうんですか?
さあ、そろそろ身近に起こるかもしれない、我が身に降りかかるかもしれない怖いお話を始めるとしましょうか・・・。
市販薬を飲んで”命を脅かすほどのアレルギー反応”が?
舞台は2013年、紳士の国?イギリスはノーフォーク。
とある女性がお腹の不調で悩んでいました。
市販薬の胃腸薬を飲んでも改善しないので近くの病院で診てもらいました。
そこで検査すると、症状から”過敏性腸症候群”と診断されました。
過敏性腸症候群とは、腸の運動、及び分泌機能の異常で起こる病気の総称で、
症状は下痢や便秘など主に便通の異常で何度もぶり返す。
女性は病院で処方された胃腸薬を飲みました。
すると翌日、唇に水ぶくれが出現したのです。
うんうん、私も風邪を引いた時に出ることがあります。あれ、マスクに擦れて痛いんですよね(汗)。
女性は今度や近くの薬局へ行きました。
病院行ったり薬局へ行ったりと忙しい彼女、何事も無く治ってほしい、私は手を合わせてそう願っていたんです。
しかし、テレビ番組は視聴者の願いを裏切ることもあるんです(笑)。
薬局ではヘルペスクリームを勧められた女性。
市販のヘルペスクリームを購入。
疲れてるのかな?ストレスかな?と悩みながらヘルペスクリームを唇の患部に塗る。
翌朝、なんと体の痒みで起きたのです!
なにが!?なにが彼女に起こったの!?いやあー逃げて!今すぐそこから逃げてえ!と心のなかでヾ(o゚Д゚o)ノ叫ぶ私・・・。
なんと、身体の異常は痒みだけじゃなく発疹と目の腫れまで・・・。
発疹は腕にまで現れていたのです。
この恐怖、私も分かります。もう大パニック!え!?ヾ(´*д*`)ノなになに!?意味が分からない!ってオッサンが1人で右往左往する姿、笑えるし滑稽だけどちょっと可哀想。
そうそう、もうね、全身に気持ち悪いほどの発疹が出現したら誰だって怖いよね。
女性はヘルペスクリームが原因ではないのか!?と疑うのです。
だって、この薬を塗った翌日に症状が現れたんだったらそうですよね。
徐々に症状が悪化する女性に家族が驚いた∑(ι´Дン)ノ
もうね、私も薬疹だが出た時はどうすることもできませんでしたよ、ただヾ(´*д*`)ノパニックに陥るのみ。
痛々しい。゚(゚´Д`゚)゚。。イメージ・シーンだとしても、痛々しいですよ。
突然の異常を診てもらった女性医師はヘルペスクリームに対するアレルギー反応だと診断したのですが・・・・。
この時、女性は原因が分かったことだけでも救われた気持ちになったでしょうね。しかし・・・
恐怖のアレルギー症状はまだまだ続くのでした、ああ、もうお願いだから女性を助けて!
足には大きな水ぶくれが出てきた・・
嘆くことしかできない、もう、何もできないんですよ
アレルギー症状は口の中にまで・・・
そして遂に女性は意識混濁に陥ってしまったのでした・・・助けて!
すぐに救急病院へ搬送される女性
※実際の写真
全身に水ぶくれが出ている状態
※実際の写真
背中の皮膚がめくれている状態
すぐに緊急処置が施される場面
皮膚が簡単に剥がれてしまう重症に
なんと、爪も剥がれ落ちていた
救急病院の医師がスティーブンス・ジョンソン症候群だと診断する
特殊なアレルギー スティーブンス・ジョンソン症候群[Stevens Johnson Syndrome]
薬やウイルスに対して免疫機能が過剰に反応して起こるアレルギー疾患
薬やウイルスに対して免疫機能が過剰に反応して起こるアレルギー疾患
100万人に3人の確率で発症する珍しいアレルギー症状
正確な発症過程は不明
高熱・発疹・水ぶくれなどが短期間に現れる
最悪の場合、合併症により死に至ることもある重症な病
スティーブンス・ジョンソン症候群は、日本では難病指定されている
救急病院の医師が何らかの薬に対してアレルギーを起こしていると分析する
医師による調査の結果、ある薬が特定された
それはなんと病院で処方された胃腸薬だった!
胃腸薬のラニチジンという成分が症状を引き起こしていると分析された
ラニチジンとは、胃酸の分泌を抑える成分
胃炎・胃潰瘍の治療や薬による胃の荒れを防ぐのにも用いられる
そのラニチジンは危険な成分ではない
どんな薬でも誰でも突然、発症する可能性がある
しかし、どの薬で発症するのか全く予知ができない
女性は”たまたま”ラニチジンにアレルギー反応を起こしたのだ
スティーブンス・ジョンソン症候群を発症した場合、回復は本人の生命力に賭けるしかない
治療で重要なのは感染症を防ぐこと
ボロボロの状態になった顔の皮膚・肌
スティーブンス・ジョンソン症候群により髪の毛まで抜けた
不安に苛まれる女性の表情
※実際の写真
実際の写真 入院から6週間後の女性の姿
※実際の写真
実際の写真 入院から6週間後に退院した女性
地獄のアレルギーから2年が経過した女性は今・・・
スティーブンス・ジョンソン症候群を発症した女性リアン・ハウズ(19歳)
腕の皮膚・肌には微かに症状の痕が残っている
治った今も薬を飲むのが怖く、変な症状にパニックになるという
剥がれ落ちた爪もだいぶ治っている
どんな薬を飲む場合でも気をつけているそうだ
スティーブンス・ジョンソン症候群は、個人差があるが2週間以内に発症することが多い
アレルギー有無の検査方法は血液検査で薬との反応で陽性が出るかどうか
こここ、怖いよ、スティーブンス・ジョンソン症候群(汗)。
市販薬でも病院で処方された薬でも発症する場合があるらしい。
だから、もうお腹痛いからってだけで安易に飲めないわい(*´;ェ;`)。