闘病経験がある、発症体験を持っている医者・医師に診断してもらいたいのが患者の密かな願いです。

病気の原因を突き止めようと賢明な若き医師の姿

『有名な医大を卒業している、素晴らしい論文を発表している、

かつ手術などの実績もあればさらに心強いけれど、

自分が相談したい、診てもらいたい、という医者は

病状を経験している、体験して克服した、

そんな医者、そんなドクターに診て欲しい。』

つまり、

自分が患っている病気の、

症状の辛さを分かってくれる

医者に診てもらいたい・・・。

治して欲しい、治療して欲しいのは当然ですが、

それと同じぐらい私が大事だと思うのが、

”共感”

なんです。

このツラさを分かって欲しいよ、という嘆きですね（汗）。

人間ってツラい時、苦しい時、その悩みを打ち明けるだけで、共感してもらえるだけで癒やされるんですよね。

逆に、

病気になった時の唯一、頼りにしている医師に素っ気ない態度を取られると本当に苦しい。

とてもワガママで、贅沢な要望だけれど、コリン性蕁麻疹を患うものとして、

この辛さ、痛みを分かってくれる皮膚科医に相談したいです。

皮膚科医でも詳しくない場合もある”コリン性蕁麻疹”。

もし日本に、コリン性蕁麻疹を発症したことがある、なおかつ、

完治させた医師が存在したならば、私は飛行機代、旅費も惜しまずに相談に出向くでしょう。

医師は腕の善し悪しも大事だけど、共感力も磨いて欲しい

風邪気味？じゃあネギで治してねと素っ気ない医師

私が今までに付き添いなども含めて接してきた医師・医者の中には、

「あんたヤブ医者じゃないの？」

と怒ってしまいそうになるような、一般人から見ても、とてもドクターとは呼べない人もいました。

女性の知人の付き添いで訪れた病院で、

「明らかに胸を触られた」

とショックを受けていたり（診断はインフルエンザ）。

祖母の付き添いでは、一方的にしゃべるばかりで患者の話は全く聞かないような、

それでも祖母が信頼しきっているから私は口を挟まなかったけれど。

試験に合格して資格は持っているだろうけれど、相談するに値しないような医者も存在するんだと考えるようになりました。

コリン性蕁麻疹を発症して2回目に訪れた皮膚科医院、2人目の皮膚科医に掛かった時に確信したというか決定的な状況に遭遇。

そう考えるようになった出来事↓。

蕁麻疹の処方薬”タリオン”で副作用の薬疹(やくしん)を発症!?急性アナフィラキシーショック!?

患者の話を聞こうともしない医師

処方された医療薬を飲んでから数十分で全身に赤い発疹が出現という生まれて初めての経験にパニック状態に陥った私。

日頃から悩まされていた蕁麻疹は短いと数十分、長くても2,3時間で消えたり出たりを繰り返すのに、

タリオンを飲んだ時の症状は、半日以上も全身に発疹が出っぱなし、明らかに薬疹・薬アレルギー（アナフィラキシー症状）だったのに、その皮膚科医は

『処方した薬で全身に発疹が出るなんてことはない！ありえない！あなたの蕁麻疹が出るタイミングと薬を飲んだ時間帯が重なっただけだ』

の一点張り。

私は、反論することも言い返すことも出来ず、ただハイ、ハイと返事することしかできない。かなりのショックを受けました。

悔しい、もどかしい、そして段々と悲しくなってくる・・・なんなんだこの医師は、こっちの話を全然、聞こうともしない。

たとえ医者でも絶対ではない、経験年数が多いベテラン医師であろうとも、

患者の声に耳を貸さないのなら、セカンドオピニオンを堂々と活用しよう、

そう考えるようになった出来事でした。

※私がNHKの医療番組”総合診療医ドクターＧ”を少し冷めて視聴している理由がここにあります。分かっちゃいるけれど、医者も暇じゃない、一人の患者にあの内容のように時間をかけるようなことは絶対にしない、とわかっているけど・・・。もちろん、真摯に患者と向かい病状の回復をサポートする医師がいることも知っているけれど、全ての医者がそうではないとも知っている。

全幅の信頼を寄せる医師に懇願する患者

その時、思ったんですよね、卒業した大学だけで病院や医師を選んではいけないな、と。

一般人からすれば、また、病に悩んでいる患者からすれば、雲の上の存在の医師・医者という存在には、

暗黙の了解・ルールとして（※言い方は悪いですが）絶対服従というか医者の言うことは絶対だと何気なく思っていました。

でも、違う、そうじゃないと今では考えるようになったんですね・・・。

※医師・医者は心理カウンセラーの共感を備えると武器のひとつになると思いますね。