蕁麻疹の処方薬”タリオン”で副作用の薬疹(やくしん)を発症!?急性アナフィラキシーショック!?

えっとですね、(((;゚;Д;゚;)))マジで怖かったです。こんな恐怖を味わったことは今までにありませんでした。(※精神的な恐怖というんでしょうか。)

しかも、つい先日、有名人・芸能人(叶美香さん)が市販の風邪薬で急性アナフィラキシーショック症状で救急搬送!?入院!?するという事態をネット上で見ていたものですから・・・

原因は”咳止めシロップ”だったようですが、ん?我が家にも当たり前のように常備していたし・・・(汗)。怖すぎてもう飲めん(笑)。

で、私の場合なのですが、

”皮膚科で処方された蕁麻疹(じんましん)の治療薬を飲んだ”

ら・・・

あれ?もしかして自分は死ぬのか!?

と本気で思いました(汗)。文字だけで書いてみると、なんて情けない男なんだろうか、この意気地なしが(○`Д′○)!とお叱りを受けそうですが・・・だって、ほんとに怖かったんです。

皮膚科で処方された(コリン性)蕁麻疹の治療薬を飲んでから1時間も経たないうちに、全身に赤い発疹・蕁麻疹が大発生!

あまりの恐怖にガクガク((´д`))ブルブルと全身が震えだして、あれれ!?こりゃ救急車を呼んだほうがいいのだろうか!?と携帯電話(未だにガラケー笑)片手に家の中を右往左往・・・。

だって、薬飲んで下の写真のような蕁麻疹が出てきたら怖くて泣きそうになるのは当然ですよね?

肩から脇、腕にかけておぞましいほど大量の膨疹が発生した皮膚

肩から脇、腕にかけておぞましいほど大量の膨疹が発生した皮膚

※これ、身体の一部分の写真です。全身は気持ち悪すぎてお見せできません(汗)。

Tシャツの袖からこぼれた脇毛(わきげ)が見苦しくてすいません。脇の周辺から肩、そして腕にかけて赤いブツブツが

ボボボッ!ウジャウジャ~!

と大発生しだした蕁麻疹!赤いブツブツ悪魔が私の身体中を、あっという間に全身を包み込んだのです(※この時点でパニック起こして半泣き状態)。

いい年こいて

「お母さんだずげてぇ~!」

と叫びそうになったのを手で口を抑えて我慢したぐらいの非常事態宣言!

生まれてから今までの恐怖を感じた瞬間ランキングで一気にベスト3にランクインです。

ちなみに第1位は・・・って蕁麻疹と関係ないからどうでもいいや(笑)

さて、現時点で記事を書いているということは、私は死なずに生還しているという証拠でもありますが、似たような状況に陥った人の参考になるかもしれないのでブログ記事に残しておこうと筆を執り・・・ではなくキーボードを叩いています。はぁ・・・怖かった。

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皮膚科で処方された治療薬のタリオンが薬疹を誘発した!?

”謎のじんましん”に冒されて未知の恐怖に怯えていた当時、帯状疱疹(たいじょうほうしん

)でお世話になった皮膚科で処方されたオロパタジンが効かずに途方に暮れていました。

また、当時は営業で外回りだったのですが担当地域が変わったのです。そこで担当エリアの近隣で学生時代ニキビでお世話になった別の皮膚科を受診しました。

はい、原因不明の蕁麻疹で受診した2つ目の皮膚科医院です。そこのおじいちゃん医師に初めて”コリン性蕁麻疹”(の症状に非常に近い)と言われて名前を知りました。

※正直、その皮膚科医(おじいちゃん)の対応に激怒ムカついたので院名でも晒してやろうか!なんていう大人げないことは思いませんでしたが、似たような医者は全国に存在すると思うのでムダだから止めておこう。

開院の30分前に到着したというのに既に5,6人が並んでいました。立ちっぱなしで待ち続ける。そしてドアが開いて受付を順番にしていく。

それから長椅子に腰掛けて診察を待つのですが、これが長かった。1時間30分は待たされたと思います。漫画を読むきにもなれず、ただ目を瞑りうつむいて時間が過ぎるのを待つのみ。

皮膚科の調剤料金領収証

皮膚科の調剤料金領収証

『コリン性蕁麻疹が完治するならば数十万円でも出す準備はある』!

のです。ただ、治療薬・治療法がないだけなんです(よね?)。だから、私は名医を探すよりもドラゴンボールを探すたびに出発したほうがいいのか、真剣に悩んでいます。そう、もはや神頼み!?

「○○○さぁ~ん!お入りくださいぃ!」やっとこさ名前を呼ばれて診察室に入る。学生時代のニキビ治療でお世話になってから十数年が経過していたので先生の顔は全く覚えていない。

「今日はどうされましたか?」自分の症状を手短に伝えて服の袖をまくり蕁麻疹の状況を見せる。「ふむふむ、なるほど、他の部位にも出ていますか?」足や首、背中やお腹も見せる。「ふむふむ」。

皮膚科の診療明細書 ※初診 真菌検査など

皮膚科の診療明細書 ※初診 真菌検査など

どんな時に出やすいですか?など簡単な質問に答えていく。おじいちゃん医師は大きな本を手に取りページをめくる。本と私の蕁麻疹を交互に見ながら探していたページを発見すると、

「ふむ、コリン性蕁麻疹の症状に似ていますね。」

「(;´∀`)え!?ここ、こりんせいじんましん」?なんだか拍子抜けするというか、漢字ばかりが並んだ怖い病名かと覚悟していたのに、なんて可愛い名前なんだ!?(※この時は当然、アセチルコリンという名称も知らないから)

おじいちゃん医者は、

「ふむふむ、この症状ならゴニョゴニョ・・・この薬がいいだろうな」

と本を見ながらつぶやいていました。

私はというと、なんて名前なんだ!というちょっと考え事をしていたので聞き逃した部分あり(笑)、で、はは、はい分かりましたと答えた。

「蕁麻疹というのは原因が判明するのが珍しいぐらいで、また治りにくいのです。治療薬で効果がなければ漢方薬を併用するなど気長に付き合っていく気持ちで治しましょうね。」

こんな締めくくりで診察を終えた記憶が残っています。で、また待合室の長椅子で会計を待ち、支払いを終えて別場所の薬局へ。

薬局の調剤明細書「タリオン錠」など

薬局の調剤明細書「タリオン錠」など

1種類の治療薬「タリオン錠10mg」を処方されたのです。よし、これで症状が改善されますように!神に祈るような思いで薬袋をギュッ!と掴む。

内服薬の紙袋「タリオン錠10mg」

内服薬の紙袋「タリオン錠10mg」

アレルギー性疾患の治療薬タリオンの説明書を手に取り軽く読む。なになに、この薬は人により眠気を催すことがある。クルマの運転や機械の操作には注意すること、とな。

治療薬タリオンの説明書きの紙

治療薬タリオンの説明書きの紙

1日2錠、朝食後に1錠、夕食後に1錠を28日分か。さすがにこれだけ飲めば効果あるだろうな。で、皮膚科を受診して帰宅後にすぐ飲んだんです。※まだ午前中だったし、軽くご飯を食べてからね。薬局の人にも確認したし。

( ´o`)п ゴクンッ!

蕁麻疹の治療薬タリオン錠を手に持った

蕁麻疹の治療薬タリオン錠を手に持った

ふう・・・コリン性蕁麻疹だなんて、可愛い名前だな(笑)、しかしそんな症状ともこれで別れられるかもしれない、そう、このタリオンで。

タリオンを1錠、飲んでから注意書きにもあったように外出は避けて、自宅で細々した作業をしていた時のこと。飲んでから1時間も経っていなかったはず。

ん?あれれ(;´∀`)!?

腕に・・・膨大な・・・数の・・・赤い・・・発疹が・・・ななな、なんで???

そのあまりにも大量に出過ぎた蕁麻疹に恐怖を感じた私は、年甲斐もなく怖くなり、

(;´゚д゚`)俺・・・死んじゃうの???

なんていう恐怖を感じてしまったのです・・・。

肩から脇、腕にかけておぞましいほど大量の膨疹が発生した皮膚

肩から脇、腕にかけておぞましいほど大量の膨疹が発生した皮膚

はあ?薬を病院で処方された蕁麻疹の薬を飲んだら、突然、全身に赤い発疹が大量に出現!?い、意味がわからない・・・もう完全なパニック状態です(汗)。

プツ・・プツプツ・・プツツツツーッ!?

赤い膨疹と発疹が混ざった蕁麻疹が全身に広がる

赤い膨疹と発疹が混ざった蕁麻疹が全身に広がる

蕁麻疹の大発生に気付いてからあれよあれよと増え出していく恐怖。痒みよりも全身に増えていく赤い蕁麻疹のスピードが怖くてガクガクブルブルと震えだす・・・。えええ!?自分の身体に一体なにが起きてるの?どうなるの?ええ!?今にも怖くて泣き出しそう・・・。

お腹にも大量の蕁麻疹が出だした

お腹にも大量の蕁麻疹が出だした

おな、おなおな、おなかにまで?え!?なんで?・・・薬のんだばっかりなのに、え!?さかタリオンのせいなの?まさかアレルギー性薬疹!?もう意味がわからないィー!

足首にも大量の蕁麻疹が発生しだした

足首にも大量の蕁麻疹が発生しだした

はあ!?普段はほとんど蕁麻疹の症状が(強くは)出ない足首にも大量の蕁麻疹が・・・。もうこの時点で半泣き状態・・・。急性・・・アナフィラキシー!?じゃないよねぇ・・・。

うなじの下の首にも出現しだした蕁麻疹

うなじの下の首にも出現しだした蕁麻疹

まさか・・・普段はほとんど出てこない首の後ろやお腹、背中にもボボボボボッ!と増え出しているよぉ・・・・え!?意味がわかんない、まさか、タリオンを飲んだことが原因なのか!?(※当時、薬疹[やくしん]という言葉も知らなかった。一応、記録のために写真を撮っといてよかった。医者に見せるためにもね。)

う、うう、嘘でしょ!?なんか背中にも違和感が?震える手で背中をさすると、指には凸凹デコボコとした感触が・・・。恐る恐るカメラを持って背後からシャッターを押したらこのような写真が撮れたのです・・・(汗)

背中にも大量の薬疹・蕁麻疹が発生した様子

背中にも大量の薬疹・蕁麻疹が発生した様子

えええ!?ちょっと、ちょっと待って下さいよぉ~!あれ?ひょっとしてこの前、録画してあったよな、たしかNHKのクローズアップ現代で取り上げられていた・・・

スティーブンス・ジョンソン症候群!?

ええ!?なんか市販の風邪薬を飲んで失明とか命の危険にさらされたとか・・・。いや、でも、自分はまだ蕁麻疹の症状しか出ていない、体調不良はない。

まだ救急車を呼ばなくても・・・大丈夫かな・・えっと自己判断は危ないけれど、そうだ、まずは処方した皮膚科に電話して症状を伝えよう!

私は急いで皮膚科に電話して状況を伝えたのです!すると、おじいちゃん医師は

「いやいや、タリオン?を飲んで蕁麻疹が悪化?することはないんですよ、きっとあなたの症状が重くなるタイミングなだけです。」(※録音しとけばよかった。)

(;´Д`)ううう・・・。

唸るしかなかった私。しかもジジイ医師は(※この時点からクソジジイに呼び方が変わってたwww)で、じゃあどうしたらいいの?と相談しても、

薬のせいじゃない、タリオンが原因ではないの1点張り

マジで録音しておけばよかったと後悔した。今は後悔ではなく反省してる、たとえ医者でもこんな人がいるんだと。

で、薬を飲んだからクルマの運転は控えて避けたほうがいいし、もしもの時を考えて救急車を呼べるように携帯電話を片手に部屋で縮こまって震えていたのです。

これまた怖かったのが、普段の私の蕁麻疹って30分から数時間で消えたり出たりを繰り返すんですが、この時の大暴発じんましんは半日(ともう少し)はず~っと消えなかったです。

もし、医師がこの記事を読んでいたとしたら私の判断は危なくてすぐに救急車を呼ぶなり病院に助けを求めたほうがよかったと怒るでしょう。

しかし、いざ目の前で自分がそうなってしまうと思考がかなり混乱するというか冷静な判断ができなくなるんだ、と今になって分かりました。ただ、ガクガクブルブルと震えるしかできなかった自分がいたのです。

※タリオンで薬疹が出るというのはコリン性蕁麻疹ではなくて別の病気も疑わしいかもしれませんが、今現在も蕁麻疹以外の体調不良はないです。

翌日、気味悪い!?ほどに綺麗サッパリ消えた全身の蕁麻疹に安心して再び皮膚科を尋ねました。そしたら、案の定、皮膚科医は薬で突然じんましんが全身に出るなんてことはない、と言い張ったのです。※録音しておけばよかった。

それで黙るしか出来なかった私に別の薬を処方するからそれを飲みなさいと診察を数分で切り終えたのです。

皮膚科の診療明細書 ※再診 真菌検査など

皮膚科の診療明細書 ※再診 真菌検査など

診察の支払いを終えて薬局へ行き、薬剤師に症状を伝えるとビックリした表情でかなり食いついてきました。

『え!?タリオンを飲んで全身に蕁麻疹が!?いえ、通常、蕁麻疹を抑えるための薬なのに・・・なんでだろう・・・』

とかなり深刻そうに相談にのってくれました。しかし、医師が決めた処方薬を変えようことにはならず、2回目に処方されたのは

薬局で受け取った調剤明細書(※アレロック)

薬局で受け取った調剤明細書(※アレロック)

アレロック?薬が変わりました。タリオン→アレロック。当然、素人の私は信じて飲むしかありません。

内服薬の紙袋「タリオン錠10mg」

内服薬の紙袋「タリオン錠10mg」

タリオンと同じように1日2錠、朝食後と夕食後のそれぞれ1錠ずつを服用すること。

アレルギー性疾患の治療薬アレロックOD錠

アレルギー性疾患の治療薬アレロックOD錠

薬の説明書にはタリオンと一緒の注意書き。

水無しで唾液だけで飲めるアレルギー性疾患の薬アレロック

水無しで唾液だけで飲めるアレルギー性疾患の薬アレロック

が、写真を見れば気が付くと思いますが、私は結局アレロックを1錠も飲みませんでした。薬を信用する前に、医師を信用できなくなっていたからです。

もっと親身になって相談に乗ってもらい、「不安だろうけれど大丈夫だよ、じゃあ次は別の薬を試してみましょうよ」ぐらい優しい気遣いというか対応をしてもらえれば飲んだでしょうが、顔をしかめてタリオン飲んで全身に蕁麻疹が出た!?そんなことはあるわけないよ、と一蹴するような医者は私は拒否します。

で、それからしばらく、これまた謎のコリン性蕁麻疹の潜伏期間!?が訪れたのです。ふぅ、このページの記事を書くのに正味3時間ぐらいかかった(笑)。

コメント

  1. 1 より:

    自分もコリン性蕁麻疹ですが
    薬で悪化する事は絶対にないですよ?
    あるとしたら、体温の上昇、情緒不安定、精神的ストレスによるものぐらいですね
    半日も蕁麻疹が消えなかったのはおそらく温熱蕁麻疹なのでは?症状は似ていて発症時間はコリン性よりも長いですから。

    • GyEwMWTSX8mB より:

      1 さんコメントありがとうございます。

      コリン性蕁麻疹が薬で悪化するかどうかは私では判断できませんが、
      私自身は薬アレルギー(アナフィラキシー症状)で薬疹が出てしまうようになりました。。。

      体質の変化なのか、、、体温の上昇、情緒不安定、精神的ストレスかもしれませんね、
      3人の皮膚科医でも首を傾げるのでお手上げ状態かもしれません。

      普段の蕁麻疹は30分程度で消えたり出たりを繰り返すので、
      半日も続いたのは薬が原因だったのかもしれません。

      お互いコリン性蕁麻疹に負けないよう頑張りましょうね!