私がよく見るテレビ番組にNHK「総合診療医“ドクターG”」という健康番組・医療番組があります。
ここから愚痴━━━
※ちなみにNHK受信料は年払いまでやっている。年間払いしている視聴者にはインターネットのNHKオンデマンドをセットで視聴させて欲しいよ。
払ってないのにテレビ(NHK)見てる人もいる中、我が家はキッチリ払っているんだからさ。それぐらいやんないと今後は解約してもいいとさえ考えている。
愚痴はここまで━━
さて、愚痴はこれぐらいにしておいて(笑)、司会はベテランのお笑い芸人コンビ浅草キッドが務めています。
見たことある人、手を挙げて!ということで、当ブログにお越しの方はほぼ全員が視聴したことあるでしょう。
総合診療医が病名を探り当てるまでの謎解きの面白さをスタジオで展開する、新感覚!病名推理エンターテインメント番組。
総合診療医“ドクターG”が、誰にでも思い当たるような症状で、見逃しがちな難しい病気をひっさげてスタジオに登場。
実際にあった症例をもとに再構成したビデオで出題。全国各地で奮闘する選りすぐりの若き研修医たちが“カンファレンス(症例検討会)”で鑑別診断を行う。
台本なしのガチンコで病名を探るリアル感、ドキュメント感いっぱいの展開にスタジオはヒートアップ! 症例から得た“ドクターG”の教訓も熱きメッセージとしてお届けする。
医師たちの真剣勝負を通して、人体の不思議や医療の奥深さをご堪能下さい。
総合診療医は問診や身体診察を通して、症状だけでなく、過去の病歴、家族関係、食生活、仕事や趣味などから、患者を総合的に診断する。
専門化が進みすぎた医療界を抜本的に変革するために生まれた新しい医師像。なお、“ドクターG”は、General Medicine(総合診療)からとった番組上の造語。
そして番組のサブタイトル!?が、
「患者を救え!病名推理エンターテイメント
総合診療医 × 研修医 × 浅草キッド(水道橋博士・玉袋筋太郎)」
放送:毎週木曜 午後10時~10時50分
※再放送:毎週木曜 午後2時05分~2時55分
新感覚!病名推理エンターテインメント番組「総合診療医ドクターG」。病名を探り当てるまでの謎解きの面白さをスタジオで展開する!あなたの症状も解き明かされるか!
なんです。面白そうでしょ?実際、見ていて面白いんですよ。
謎解きと医学がミックスされた新感覚の内容で、おお!やっぱ名医って凄えな!と感心したり(笑)。
時に、研修医が素晴らしい推理力を発揮することもあって未来の日本の医学会は安泰だな!とか自己満足したりするんです(笑)。
ですが、視聴後はちょっと現実に戻ってですね、自分を戒めるというか、ちょっと気をつけなければいけないんです。
どういうことか分かりませんよね。
1人の患者に時間を割く余裕は医者(特に名医)には無い!?
あの、とてもお叱りを受けそうなんですが、実際に自分で感じていることなのでハッキリと正直に書かせていただくとですね・・・
患者の声に耳を傾ける医者って少ない
番組内では医者が名探偵のように、謎解きをしていくように、患者の声を拾いながら疑問をひとつずつ解明して原因を探り当て、解決という治療へ導くのですが、
医者は暇じゃない。特に、名医ほど忙しい
たった1人の患者に時間を割いて診療する医者・・・私は見たことない。聞いたこともないよ。
この私の意見、医者の立場からは
「いやいや、ちゃんと話を聞いてるよフザケンナ」
とご立腹される方、または下を向いて
「うう、耳が痛いな・・・自分や、あの人のことかな」
と黙る方の両方がいると思います。
ええとですね、まず、私は医者を責めるつもりはありません。
ちゃんと話を聞けよ!と怒るつもりもありません。
じゃあ何が言いたいかというと、「総合診療医ドクターG」を見ている自分に対して突っ込んでいるんですよ。
あの番組って、名医を褒め称えるのではなくて、研修医の研鑽のためでもなくて、
患者自身、つまり視聴者に、体調不良の原因はこういう流れで解決へ導くのです、だからあなた方患者は
診察の際は個人的な感情を交えずに事実をありのままに話してね
、ってメッセージもちょっとは込められている、と私は受け取っています。
※制作サイドは違うぞ!と言っても受け止め方は視聴者それぞれですからね。ま、私の場合はね。
自分が病院で診察を受けたり、家族の付き添いで立ち会ったりと何度もお医者さんの診察の様子を観察したことがありますが、ほどんど、大抵の医者ってね、これ、お医者さんは怒らないでくださいね、質問に対して患者が
感情を交えると怒りますよね(笑)、
いや、あなたの考えや感情なんかどうでもいいから事実を述べてよねって表情から読み取れるほど、
弁護士と医者ってソックリ(笑)
いえ、全員がそうだと決めつけているわけじゃないです。
でも、私自身が見てきた医者ってね、小さい頃から勉強ができて褒められおだてられていたのか分かんないですが・・・
患者が感情を交えた応答をすると怒る(笑)。
ま、しょうがないですね、解決を導くためには事実の情報が必要ですもんね。
でもね、営業をしていたから心理学の勉強も独学でやっていた自分としては、共感してもらえるだけで不安や恐怖が和らいだりするのに、頭良いはずのお医者さんが感情を交えたぐらいで怒んないでよ、って思うし、
もうちょっと、もうちょいだけ時間をかけて診察してよ、って思うこともしばしば。ま、だから、あれ?なんか愚痴みたいな内容になってきたけど、ま別にいいんだけど(笑)、私たち一般人も医者を頼りにしすぎるのもどうかなって思いますよね。
「総合診療医ドクターG」に出演する名医って凄いと思うけれど、そんな名医が自分の通う病院にいるかどうかなんて、自分で病気の原因を突き止められるほど低い確率だと思うから、普段から体調管理は自己責任・自己管理でしっかり面倒みましょうね(笑)。あれ?なにが言いたかったんだっけな・・・(汗)。