昨晩、2016年01月23日(土)放送された、
私の大好きなテレビ番組のひとつ
「チョイス@病気になったとき」
の内容がとても興味深いものでした。
取り上げられたテーマの病気は
”手あれの悩み”。
あれ、手荒れですか・・・?
家事に忙しい主婦が食器洗いや洗濯で困っている、
悩みの上位にランキングする、あの”手荒れ”ですよね。
「チョイスで取り上げるほどの重症なものなんだろうか」
なんて主婦から怒られるようなことを思ったんですが、
いやいや、多分、コリン性蕁麻疹のツラさを訴えても分かってもらえないようなことがあるんでしょう。
実際、私の母親も食器洗いで使用する洗剤が原因で?
手が荒れて今では手袋して洗っています。
昨日のチョイスでは、そんな
「主婦手荒れ」
とともに、
さらに重症で難治性の病気
「掌蹠膿疱症[しょうせきのうほうしょう]」
も取り上げられていました。
この掌蹠膿疱症に、ちょっとだけコリン性蕁麻疹と似た印象を感じたので記事を書いてみようと思い立ちました。
掌蹠膿疱症は、免疫の暴走を引き起こす病巣を治療せよ!
初期のカサつき程度の軽い”手あれ”であれば、
市販のハンドクリーム(保湿クリーム?)でもケアが可能だそうです。
ただし、
”痒み”や”痛み”が伴う場合はアレルギーが原因の可能性もあるので、
病院などの専門機関で治療を受けたほうがいいそうです。
ただ、”手あれ”と間違いやすく、深刻な症状の場合は注意が必要とのこと。
それが「掌蹠膿疱症[しょうせきのうほうしょう]」なのだそうです。
手あれと間違えやすい難治性の病気もあります。
本来は体を守るための免疫が暴走し、手足に症状が出ます。
掌蹠膿疱症では、症状は長期に渡って周期的に現れます。
免疫が暴走って怖い・・・(汗)。
でもなんだかコリン性蕁麻疹と共通するようなシンパシーを感じますね。
「掌蹠膿疱症」の専門外来では、「病巣治療」が行われるそうです。
「病巣」とは、手足とは離れた場所で炎症を起こし、免疫の暴走を引き起こす原因となっている場所。
その炎症を起こしている部分を治療することで、手足の症状を抑えます。
え∑(ι´Дン)ノ!?手足に症状が現れるのに、原因は手足とは離れた場所にある!?
聖母病院皮膚科外来の調べによると、病巣は歯・扁桃に見つかるケースが多いことが分かりました。
そこで、まず歯科・耳鼻咽喉科の受診と、血液検査で甲状腺疾患の有無を調べることをすすめています。
先日、当ブログでもコメントを頂きました、
虫歯を治療したら蕁麻疹が治った!?原因不明、謎の”じんましん”を引き起こす犯人は口の中にいた!?
決して掌蹠膿疱症とコリン性蕁麻疹を一緒にするわけじゃありません。
だた、とある問題の原因が思わぬ場所が引き起こしているという事例なのかも、と思いました。
現在、口の中の病気である歯周病(歯槽膿漏)が原因で心臓疾患など、
全身に引き起こされる病気がわかってきていますよね。
歯周病と糖尿病に関係があることも分かっていますし、
虫歯などの歯科治療はやらないに越したことはないですね。
同じくNHKの大好きな番組「プロフェッショナル」の、
虫歯治療よりも予防にチカラを入れている歯科医院を観てからというもの、
私は歯磨き後・ブラッシングの後に、
デンタルフロスで歯間のヨゴレを取るようになりました。
ビックリ∑(゚◇゚///)!しましたよ、
10分近い歯磨きをしたのに、
まだ歯と歯の間にはヨゴレが溜まってたのか!と。
デンタルフロスを使えば虫歯予防だけじゃなく、
歯周病の予防、それから掌蹠膿疱症や蕁麻疹、
その他の全身疾患まで防げる可能性があるかも、
と考えるだけでも歯医者さんに行く価値があると思いました。
以下、参考ページのリンク
2016年01月23日(土)放送