塗り薬(クリーム)・軟膏剤でコリン性蕁麻疹を治療できるのか?効果はあるのか?
以前、帯状疱疹(たいじょうほうしん)を発症(※水疱瘡[みずぼうそう]の再発)した時にお世話になった皮膚科で処方された塗り薬が残っていることに気づき、一か八か、当たって砕けろ、ダメでもともと試してみよう!と思い立ちました。
帯状疱疹で苦しんだ時、飲み薬と塗り薬をそれぞれ1つずつを処方してもらいました。そして数週間で見事に完治。今回のコリン性蕁麻疹で受診した際も飲み薬と塗り薬を処方されました。
しかし、蕁麻疹は数時間で、早い時は数十分で出たり消えたりを繰り返すので塗り薬は一度も使いませんでした。当時、医師にも伝えはしました。
「先生、この蕁麻疹は出たり消えたりを繰り返すので塗り薬は意味ありますか?」
と。すると先生は、
「う~ん、そうだねぇ、そうかもしれないねぇ。でも一応出しておきましょうね。」
前回?の記事でも書いたとおり、この皮膚科ではコリン性蕁麻疹という診断は出ませんでした。まだこの時の私は”コリン性蕁麻疹”という名前すら知らない。
日に日に身体中に増えていく赤い発疹の恐怖に怯えて助けを求めた皮膚科でしたが、結局は飲み薬を全て飲み終えても効果がなかったのです。それからいくつかの皮膚科を転々とするのですが未だに完治には至っていません。
で、今日は2015年11月28日土曜日、寒いです。はい、寒い日はコリン性蕁麻疹が大暴走!?大爆発!?する頻度が多くなるのです・・(汗)。正直、怖いです。ビビっています。そしたらほら、私の弱い心に感づいた蕁麻疹が牙を向いてきたのです。(※もしかしたら逆に助けようとする信号なのかもしれないが)
うぅ~。゚(゚´Д`゚)゚。痒い!プツプツと赤い蕁麻疹が皮膚に出現してきた~!うげぇ~気持ち悪い!これじゃ外出もできません。はぁ、今年は忘年会も全て行く気が失せている。もう、絶対に忘れられない1年です。
さて、愚痴っていても解決することはないので、試さなかった塗り薬・軟膏剤を試してみようと思います。インターネットで「蕁麻疹 塗り薬」で検索すると・・・まあ出てくる出てくる・・・(汗)。
- 蕁麻疹全般に塗り薬は効かないよ
- 蕁麻疹に対しては塗り薬(外用薬)では効果はありません
- 蕁麻疹は湿疹と異なり皮膚の表面の病変ではないので、塗り薬は無効
- コリン性蕁麻疹の薬物療法は あくまでも内服で行う
ううう(汗)。しかし、試してもいないのに諦めるわけにはいかない。ということでいっちょやってみますか!
塗り薬でコリン性蕁麻疹の症状は改善するか試してみる!
皮膚科で処方された塗り薬・軟膏剤
- テクスメテンユニバーサルクリーム0.1%
- ザーネ軟膏0.5%
効能は、皮膚の炎症を抑える塗り薬。皮膚疾患における炎症を抑制し、腫れや痛み、かゆみなどを改善する。(※テクスメテンユニバーサルクリーム)
皮膚の表面の角質を軟らかくする塗り薬。ビタミンAを補い、皮膚の新陳代謝を高めて、角化(皮膚が固く厚くなる)を改善する(※ザーネ軟膏)
よし、左腕の肘内側に暴発したコリン性蕁麻疹に試してみよう。このブツブツ気持ち悪い野郎どもめ、覚悟してろ(#`皿´)!!!
蓋を開けて軟膏剤クリームを適量、指ですくい取る。少ないかな、多すぎるかな(汗)。
患部めがけてオリャー(# ゚Д゚)ノ突撃じゃー!
ぬちゃぬちゃ、べとべと塗りたくる。ベチャベチャになり過ぎないように適量を蕁麻疹の患部へと塗り込む。治ってください治ってください、という祈りも合わせて行うように。
よし、塗り薬のテスト第一段階は終了です。あとは30分、1時間後と他の患部との差を観察するだけ。お願いだ、塗り薬よ効いてくれぇ!
南無阿弥陀仏・・・南妙法蓮華経・・・アーメン。
追記1:コリン性蕁麻疹に塗り薬を試して30分後の患部
塗り薬を塗布した箇所の30分後の蕁麻疹です。お!?消えてる?引いてきてる?ようにも見えますが、塗布されていない場所の蕁麻疹も一緒に引いていっているのです。つまり、塗り薬の効果ではない・・・(汗)。
追記2:コリン性蕁麻疹に塗り薬を試して1時間後の患部
塗り薬を塗布してから1時間後の左腕の様子です。はい、かなり綺麗に蕁麻疹が引いて消えていっています。ただし・・・塗っていない箇所も一緒に(笑)。つまり、コリン性蕁麻疹に塗り薬の効果は期待しないほうがよさそうだ、ということが今回わかりました。