薬アレルギー、薬疹(やくしん)、アナフィラキシーがあるなら、周囲の人に宣言しておいたほうがいいですよ。イザという時に備えて。
こんにちは、コリン性蕁麻疹の症状に悩みながら
日々を過ごしている日本全国のみなさん、どうも私です。
夏場よりも冬場のほうが蕁麻疹の症状が和らぐ今日このごろ、
あれ?多分、もしかして自分は温熱性蕁麻疹じゃない?
と自分自身の”じんましん”に向けて話しかけているわけなんですが、
夏が来るのが怖い、暖かくなる時期の変化に怯えている私です(笑)。
今回の記事も前回同様に徳島新聞さんの記事を引用しています。
蕁麻疹を取り上げた第2回目の記事は「アナフィラキシー」です。
徳島県小児科医会 日浦恭一(徳島新聞朝刊 満1歳にて掲載)
蕁麻疹を初発症状とする重篤な疾患にアナフィラキシーがあります。皮膚症状に加えて呼吸、循環器、神経症状など重篤な全身症状が現れ、生命の危険を感じる状態に陥る場合があります。
アナフィラキシーの発生機序は蕁麻疹と同じように肥満細胞から出てくるヒスタミンやロイコトリエンと言う化学伝達物質によるものです。化学伝達物質が放出されると血管、平滑筋、知覚神経、粘膜細胞に作用し、毛細血管は拡張し、血管周囲への血流の増加と血管周囲への血漿成分の漏出を起こして膨疹や紅斑を生じます。気管支平滑筋は収縮して気管支けいれんを起こします。鼻粘膜細胞を刺激することで鼻汁が出ます。一時的に大量の化学伝達物質が放出されると全身臓器に反応が起こりますから全身に強い症状が発生します。これがアナフィラキシーです。
アナフィラキシーの中でも皮膚や粘膜だけに止まるものは軽症で緊急性はありません。血圧低下や呼吸困難、意識障害などが見られる場合には重症ですから速やかな診断、治療が必要です。
アナフィラキシーは症状の発生から進行が速やかですから重症度の判断が急がれます。
小児のアナフィラキシーの原因には食物が多く、成人では食物、薬剤、虫刺などが多く年齢とともに変化します。
アナフィラキシーは集団生活の中で摂取する原因食物が問題になります。原因食物が明らかな場合には周囲の人に十分告知しておき、原因食物を完全に除去することと緊急時の対応を周知して予防することが大切です。
成人のアナフィラキシーの原因は食物、薬剤、虫刺などが多く、
年齢とともに変化するらしい、へえ、初めて知りました。
はい、当ホームページでも紹介したことがありますが、
私は皮膚科で処方されたタリオンを飲んで
全身にブワァツと発疹が現れた経験があります。
あの時の恐怖といったらもう大の大人がパニックヾ(´*д*`)ノ状態ですよ(汗)。
だって、医師に診てもらって薬局で受け取った医療薬を飲んで赤いぶつぶつが全身に!?
おおお、俺、死んじゃうの?と、幸いにも発疹以外の異常はなかったけど超怖かった。
大人のアナフィラキシーの原因は食物以外に薬剤の可能性
※以下に私の身体に現れたアナフィラキシーの写真を掲載します。刺激の弱い方の閲覧は勧めません。
皮膚科を受診して蕁麻疹の治療薬として受け取った”タリオン”を飲んで発症したアナフィラキシー症状の発疹。
こんな発疹が全身に出てきたらパニックならないほうが異常ってぐらいパニクったよ(笑)。
ありとあらゆる場所に発疹がブワワワッ!って出てきた。
もう恐怖でガクガクブルブル震えました。
自分の体内で何が起きてんだよ!!!!!!
足にもブツブツブツブツ、ブツブツブツブツ、ブツブツブツブツ。
背中にまでブツブツ発疹が出てきた時の恐怖は忘れたいけど忘れられません。
あの出来事から私は市販の風邪薬さえ怖くて飲めません。
多少の発熱やノドの痛みとかへっちゃらで我慢できるようになった、
そんなタフさを身につけたという超ポジティブな思考だけ褒めて下さい(笑)。
つまり、アナフィラキシーに備えて、家族や友人・知人に自分はアナフィラキシー症状が出たことがあるんだ、と告げておいたほうがいいと思います。
イザという時に医療関係者に伝えてもらえるように。
また、当然のことだけど”お薬手帳”にも書いておくように。